2006年3月31日 Les Impressions Nouvellesより発売
Fraise et Chocolat
オレリア・オリタ

本書「Fraise et Chocolat(いちごとチョコレート)」は、ある女性漫画家(25)の視点で描かれる情熱的な恋愛初期の物語である。この時期特有の高揚感、欲望、そしてもちろん悩み事など、オレリア・オリタは自らが体験した心の動きを丁寧に見つめ、それをもとに恋とセックスを瑞々しい感性と素直さで語っている。彼女の捉え方はライト感覚で遊び心があり、きわどいなかにも優しさが溢れ、このような作品スタイルは西欧漫画界では例を見ないユニークなものだ。
まえがき:ジョアン・スファール

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オレリア・オリタ
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1980年パリ近郊生まれ。学業の傍ら、月刊誌「Fluide Glacial」に初の短編を発表、漫画家デビュー。2001年、官能的かつ衝撃的作品「Angora」を単行本出版、瞬く間に評論家たちの注目を集める。日仏アンソロジー「Japon(ジャポン)」(飛鳥新社日本語版ほか全六カ国語発売)では、松本大洋やニコラ・ド・クレシーなど著名作家陣と共に参加。2004年10月、同書の取材のため初来日し、日本に深い関心を覚えるきっかけとなる。薬学博士免状を取得したのち、翌2005年春から日本長期滞在。この間に本書「Fraise et Chocolat」を密かに執筆。 |
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