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2007.8.25/更新
ヌーベルまんが宣言 - 2006.2.26/更新
ヌーベルまんがイベント - 2001.9月 UP
イベント記念写真 - 2001.12月 UP
イベント統括文 - 2003.11.13/更新
ヌーベルまんがのこと - 2007.8.25 /更新
ヌーベルまんがデジタル - 2004.2.27/更新
La Nouvelle Bande Dessinee - 2004.2.27/更新
写真で見るヌーベルまんが - 2006.7.22 UP
ヌーベルまんが2007 - 2007.8.12/更新
 
2006年3月10日 UP
2007年8月12日/更新


文:フレデリック・ボワレ

「ヌーベルまんが展」によせる言葉

世界の漫画市場は、大別して3つあると言われる。日本、アメリカ、フランス。そしてそれぞれの代表的“ジャンル”とされるのは、「MANGA(日本漫画)」「COMICS(アメリカンコミックス)」「BD(ベーデー/フランス漫画)」だ。
地理的な出自と、いくつかのマーケティング的基準に基づくこの区分けは、部分的には歴史的理由により理解できる(80年代半ばまで、これら3つの市場は事実上ほとんど交わることなく、別々に進化してきたのだ)。だが私の知る限り、他のいかなる表現手段においても、こんな区分けはない。絵画、小説、コンテンポラリーアート、映画は、すぐさま普遍的なものと見なされる。例えば、どんなに圧倒的であろうとハリウッド映画がいわゆる「MOVIE」と総称されるような固定したジャンルと混同されたり、総体としての「アメリカ映画」を一挙に定義づけてやろうと言い張るようなことはしない。(…)

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2006年7月22日 UP

写真・コメント:フレデリック・ボワレ

ヌーベルまんがや「Sakka」コレクション周辺の普段着写真レポート
日本、海外各地で活動中の日常をとらえた素敵ショット満載

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2004年2月27日 UP


文:ブライトン大学研究員 ドミニク・ル・デュック

「ゆき子のホウレン草」と著者であるフレデリック・ボワレを題材に、2003年4月、ライセスター大学(イギリス)で行われた「国際漫画ソサイエティ講演会」発表、Nouvelle Bande Dessineeとヌーベルまんがに関する研究論文全容(英語)。

Since the nineties, independent houses (Atrabile, L'Association, Ego comme X...) have grown alongside the mainstream production of comic books and opened new doors to the literary adaptations or autobiographical work of artists such as Boilet, Baudoin, David B., Fabrice Neaud... Seminal in this nouvelle bande dessinee are the exploration of innovative stylistic and narrative features - for instance, the unusual publication format and the choice of monochrome (which will affect the aesthetics) or themes set in a contemporaneous context including the everyday life. They appeal to a public who enjoys reading a bande dessinee as it would enjoy a novel or a film(…)

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2002年9月 UP
2004年2月27日/更新


作:フレッド・ブット

イエローバックス・1」/600 Ko
高浜寛作・単行本「イエローバックス」より
青林堂/日本 2002年発売
つるつる」/540 Ko
ボワレ作・短編「つるつる」より
太田出版「Manga Erotics」/日本 2000.12月掲載
ゆき子のホウレン草」/1000 Ko
ボワレ作・単行本「ゆき子のホウレン草」より
太田出版/日本 2001年発売
「フレッド・ブットとヌーベルまんがデジタル」
フレッド・ブット インタービュー(仏語)、
フランスのBD・漫画関連サイト「BDnews.net」にて
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2002年4月18日 UP
2007年8月25日/更新


漫画家・高浜寛のコメント

ヌーベルまんがとは東京在住のフランス人漫画家フレデリック・ボワレ氏が提唱する、漫画の新しいスタイルの事を言います。その内容がどんなものであるかはボワレ氏のサイトで詳しく説明されていますが、分かりやすく言うと、売り上げを重視した商業主義=出版社主体の漫画ではなく、作家主義の漫画のことと解釈して良いと思います。出版不況と言われる漫画業界において、部数を伸ばす為にどのようなキーワードが必要か?それを追求して行けば、どうしてもある方向へ向かわざるを得ません。特に我々新人漫画家にとって、自分にはベストだと思われるアイデアを提出しても、やはりより売れる路線へと細部を、時には大部分を変更せざるを得ないのが現状です。(…)
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2002年9月 UP
2003年11月13日/更新


フレデリック・ボワレ インタビュー
聞き手:ジュリアン・バスティード


 

ジュリアン・バスティード(以下JB) - 「ヌーベルまんが」と言う言葉の由来は何ですか? 日本で出版されたご自身の漫画を定義するものとして使われたと「ヌーベルまんが宣言」の中にありましたが、実際、誰が生みの親なのですか?

フレデリック・ボワレ(以下FB) - 季刊誌「コミッカ− ズ」の元編集長で現「美術手帖」編集長、楠見清氏がこの言葉の発案者です。単行本『恋愛漫画ができるまで』(短編、イラスト、『半分旅行』邦訳掲載)が1999年、日本で出版された際、その帯に当時、担当者だった彼が《MANGAヌーベルバーグの誕生》と書いたのです。私の漫画に対して日本の読者、出版関係者が感じていたものを、この表現に要約した訳です。私の作品が日本に紹介されて2年が経っていましたが、私の描く話はフランスBD風でもなく、日本漫画風でもなく、言ってみれば、絵のスタイルはフランスBDに近いが、日本漫画のように読めると受け取られていました。そしてそのテーマと雰囲気はフランス映画を彷佛させると。(…)


ボワレ特集。このインタービューの完全版、及び「ゆき子のホウレン草」など、
フランスの漫画・アニメ関連サイト「AnimeLand.com」にて関連記事を公開中。
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2001年12月 UP

右写真をクリック

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2001年9月 UP

「ヌーベルまんが」のイベント“ヌーベルまんが宣言”は9月29日から10月14日の間、東京で開催されます。
谷中、上野という古い町並みが広がる地域で、art-Link 2001が主催する芸術イベントの一つとして開催されます。このイベントでは日本の漫画家とフランスの漫画家を招き、四つの展示会と、一つのパフォーマンスがリンクして行われます。(…)

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2001年8月 UP
2006年2月26日/更新


文:フレデリック・ボワレ

日本漫画には独特な重点が置かれています。“ストーリー”(話の広がり、テーマの豊かさ)と、特にその“ナラシオン/語り口”(リズミカルかつ、感情や心を喚起するテクニック)です。日本で漫画家を志す者は、何よりもストーリーを語ろうとします。対照的に、フランスでは絵を描くことが好きでBD(ベーデー/フランス=ベルギー漫画)作家になる者が大半です。(…)

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